さかさま SAKASAMA

オーストラリアと日本で全く「さかさま」な季節を行き来するアーティスト自身の経験や、 あの世とこの世は左右・上下などが「さかさま」の反世界であるというアイヌの人たちの考え方からインスピレーションを得て、此岸(生きている世界)と彼岸(死んだ後の世界)を抽象的に捉えた作品。

「DEATH-死」 をテーマに数人のアーティストたちが集まって作品を制作、展覧するOzAsiaFestival(オズアジア・フェスティバル)で展覧されたビデオ映像作品。それをもとにしてダンス作品にも創作された。

オーストラリアのいわゆる原始的な川を流れ、行き来するうみうまれの姿と、「さかさま」に編集されたサウンドスケープが効果的に使われている。


批評

力強く、不思議に入っていきやすい作品に出来ている。描かれているカリカチュア(女性が川に浮いている姿)が、絶望や寂しさ、ソーシャルな世界や夜の世界のもつ霊的な深みへといざなってくれるかのようだ。—はっきりしないことこそが、日常的で些細な美しさに満ちているということを、何度も思い出させられる。

オンライン批評 シェイラ・リベイロ2010


パフォーマンス,映像公演歴

TimePlace

2009年Sakasama—さかさま(マルチメディア・パフォーマンス) パルスPulse, @ Rooftop ルーフトップ・メルボルン

2009年Sakasama-さかさま I-DANCE フェスティバル、香港

2007年フェスティバルセンター)でプレミア